全仏オープンの女子ダブルスで失格となった加藤未唯選手に対し、大会ディレクターのアメリ・モレスモ氏の会見が炎上しています。
そこで、アメリ・モレスモ氏のプロフィールや経歴、炎上中の会見内容を見ていきたいと思います。
アメリモレスモのプロフィール
アメリ・モレスモ氏は、フランス出身の女子プロテニス選手です。
2006年の全豪オープンとウィンブルドンで優勝し、4大大会女子シングルス2勝を挙げた選手です。
パワーテニスを持ち味に、WTAツアーでシングルス25勝、そしてダブルス3勝を挙げている凄い選手です。
片手打ちのバックハンドストロークが独特で、最大の武器となっています。
モレスモ氏は、1979年7月5日生まれの現在43歳です。
2015年には殿堂入りを果たしています。
アメリモレスモの経歴
モレスモ氏は4歳の時、1983年の全仏オープンで地元選手だったヤニック・ノアさんが優勝した試合をテレビで見たことがきっかけで、テニスを始めたという。
そして、ノアさんに見いだされたことからテニスの技量を伸ばすことが出来たそうです。
1996年には、全仏オープンとウィンブルドンのジュニア女子シングルスで連続優勝を飾っています。
さらに全仏オープンでは、1998年から頭角を現し上位に上り始めます。
1999年の全豪オープンでノーシードから決勝まで勝ち上がり、当時大会3連覇を目指したマルチナ・ヒンギス選手に惜しくも敗れ、準優勝となっています。
2002年の頃から世界ランキングトップ10に定着しています。
アメリ・モレスモ氏の現役中の主な成績は次のとおりです。
・ツアー通算28勝(シングルス25勝・ダブルス3勝)
・生涯通算成績(637勝289敗、内シングルスは545勝227敗)
・シングルス全豪優勝(2006年)、ダブルスベスト8(1999年)
・全仏シングルスベスト8(2003年・2004年)、ダブルス2回戦
・全英シングルス優勝(2006年)、ダブルス準優勝(2005年)
・全米シングルスベスト4(2002年・2006年)、ダブルス3回戦
キャリア最高ランキング
・シングルス1位(2004年9月13日)
・ダブルス29位(2006年6月26日)
(Wikipediaより引用抜粋)
アメリ・モレスモ氏は、女子テニス国別対抗戦でフランス代表として活躍し、シングルスで30勝9敗のチーム歴代1位の記録を持っています。
2013年からは、フェドカップのフランス代表監督に就任し、2015年には国際テニス殿堂入りを果たしています。
アメリモレスモの炎上中の会見内容は?
加藤未唯選手の失格問題が大騒動として発展する中、今回の全仏大会ディレクターのモレスモ氏の会見が注目されましたが、その内容が火に油を注ぐ内容で大炎上しています。
その会見内容は、次のとおりです。
モレスモ氏は「決定はスーパーバイザーと審判によって下されたもの」とした上で「ボールガールがあんなに長い間泣いているのを見ると、何らかの決断をしなければならない。それが事実。グランドスラムのルールブックに従えば、それはかなり明確だ」と失格処分は妥当との考えを示し
引用元:東スポWEB
この見解に対し、ネット上ではファンから次のような非難の声が殺到しているという。
「子供が何分泣いたら失格なの? どこに書いてあるのかいいなよ」
「最初の審判の裁定は警告、ボールガールに当たる場面を見てもいなかった相手選手の中傷をなぜか聞き入れて失格、なにが明確だよ」
さらに、判定を変えた理由も説明できていない。失格になったのに次のミックスダブルスになぜ出られたのか説明がない。ルールブックをまともに理解していないなど、モレスモ氏の解任を求める声も上がっているという。
モレスモ氏は、これだけ素晴らしいキャリアを持っているのに、全仏の大会ディレクターとしては残念な見解になってしまったようです。
この失格問題は、まだまだ収拾がつかない状況ですね。
アメリモレスモのプロフィールまとめ
今回は、アメリ・モレスモ氏のプロフィールや経歴、炎上中の会見内容を見てきました。
アメリ・モレスモ氏は、4歳の時に全仏で地元選手が優勝したのをTVで見たことで、テニスへの道に進みました。
ジュニア女子部門でも世界的な大会で優勝を重ね、さらにツアー通算28勝という素晴らしい成績の選手でした。
さらに国別対抗戦でも素晴らしい成績を収め、フランス代表監督も務めています。
しかし、今回の失格問題に関しての見解は、多くの人を失望させ、非難の声も殺到しているようです。