静岡県議の中山真珠(なかやましんじゅ)氏は、免許失効後に無免許を自覚したうえで運転していたことが報じられています。
中山真珠氏はどんな人なのでしょうか。
そこで今回は、中山真珠氏の経歴や学歴(出身高校・大学)・プロフィール、そして、無免許運転で議員辞職の可能性などを調査しました。
中山真珠が免許失効を自覚して無免許運転!?
4月の県議選で最年少当選を果たした中山真珠県議が免許の失効を知りながら無免許運転をしていた問題で今日、中山県議は会見を開き謝罪した上で議員を続ける意向を示しました。
引用元:Yahoo!ニュース
中山真珠県議は、8月4日に静岡市葵区の横断歩道で、一時停止をせず歩行者の通行を妨げたとして違反切符を切られた際、警察官に免許の提示を求められ「無免許運転」が発覚しました。
しかし、中山県議は8月1日には自身の免許証が失効していたことがわかっており、それをを自覚したうえで車の運転をしたという。
中山県議は、免許証の失効から3か月間は復帰が可能と勘違いし、乗ってしまったと話しています。
さらに、引っ越し後の住所変更をしていなかったため、免許更新ハガキが届かず失効に気づかなかったという。
言い訳をする前に、きちんとするべきことをすべきでしたね。
(追記)免許センターの帰りも無免許!
中山県議は当初の説明で、免許センターへ向かう時に自ら運転し、帰りは別の人が運転したと話していました。
しかし、2023年8月22日の静岡放送の報道では、新たに免許センターへ行った帰りも無免許状態で運転してきたことが分かったという。
最初は「帰宅中に歩行者妨害で止められて無免許状態だと判明した」と、報道されてましたよね?
一度ウソをつくと、その嘘を正当化するために、何回も嘘をつくことになります。
中山真珠の議員辞職の可能性は?
中山真珠県議は、今回の問題で会見を開き、謝罪の言葉を述べていました。
そして、議員は辞職せず、次のように話しています。
「辞めることで責任を取るというよりは、今回のことを深く反省し、一層仕事にまい進することで罪を償っていきたい」
引用元:Yahoo!ニュース
これに対し、所属する会派の「ふじのくに県民クラブ」は除名処分を決定し、国民民主党県連も離党届を受理しています。
また、県議会の自民党会派では、中山氏に対し、辞職勧告決議案を提出する方針を固めたという。
(追記)辞職勧告決議案提出を一旦保留
中山真珠県議の無免許運転問題では、8月下旬に辞職勧告決議案を出す方針でいましたが、「しばらく状況の推移を見守る」と、最大会派の自民改革会議が決めたようです。
中山議員は、議長らに対する説明を、2度とも体調不良を理由にキャンセルしています。
本人の意志を議会として正式に確認できていないことが、推移を見守る理由のようです。
今後は、9月定例会へ先延ばしする可能性が出てきたという。
(追記)一般市民が辞職の請願書を提出!
8月31日のテレビ静岡では、中山真珠県議に対し、静岡県袋井市の男性は、中山県議が公職にあるべき姿勢として不安を感じるとして、中山県議の辞職を求める請願書を県議会議長に提出したことを報じています。
公職者として教育上も問題ありということですね。
中山真珠のプロフィール
名前:中山真珠(なかやま しんじゅ)
生年月日:1995年4月16日
年齢:28歳
出身地:大阪府大阪市
所在地:静岡県清水区長崎
身長:160cm
血液型:A型
趣味:読書・お茶
特技:英語・ピアノ
中山真珠県議は、大阪府大阪市の生まれで28歳。
趣味は読書とお茶、特技は英語とピアノということで、お嬢様ですね。
中山県議の生い立ちは母子家庭で、3人兄弟の長女として育ち、子どもの貧困問題に興味を持ったそうです。
中山真珠の学歴(出身高校・大学)
中山真珠県議の出身高校は、公表されておらず不明でした。
しかし、大阪市出身ということで、大阪府内の高校に通っていた可能性は高いでしょうね。
また、中山氏は母子家庭で育っていることから、経済的には余裕があるとは考えられず、私立ではなく公立の学校に通っていたと推測されます。
また、2012年の17歳の時に毎日新聞社主催の第9回ロッテ日韓高校生交流支援プログラム派遣生としてアメリカに留学されています。
特技の一つに「英語」というのも納得できますね。
出身大学は、神戸市立神戸市外国語大学を卒業されています。
神戸市外国語大学は、神戸市西区学園東町に本部を置く、国内で唯一の公立の外国語大学です。
偏差値は55~60です。
1946年に設立され、広く国際的視野に立って活躍する人材の育成が教育方針のようです。
中山氏が高校生支援プログラムでアメリカに留学されたのも、大学の方針に沿ったものですね。
中山真珠の経歴
主な経歴
2018年:公益財団法人子どもの貧困対策センターあすのば理事に就任
2019年:神戸市立神戸外国語大学を卒業
2019年:松下政経塾に入塾
2023年:松下政経塾を卒塾
2023年4月:静岡県議会議員に初当選
中山氏は大学在学中に、子どもの貧困対策センターあすのばの理事として、子どもたちの貧困問題に取り組んでいます。
中山氏の母親は、子ども食堂を主催していたことから、母の影響で子どもの貧困問題に関心を持つようになったそうです。
中山氏は、大学卒業後に松下政経塾に入塾したきっかけを次のように話されています。
中山さんは昨年、神戸市外国語大学を卒業。
在学中に子どもの貧困対策に関心を寄せ、NPO団体での活動を通じ「もっと政治を学ばなければ」と同塾の門を叩いた。
引用元:タウンニュース
2023年4月の静岡県議会議員選挙では、戦後史上最年少で初当選を果たしています。
主な受賞歴
2012年 毎日新聞主催 第9回ロッテ日韓高校生交流支援プログラム 派遣生
引用元:松下政経塾 中山真珠
2016年 模擬国連世界大会 神戸大会 Honorable Delegates賞(優秀大使賞)
2017年 第37回 ホノルル市長杯全日本青少年英語弁論大会 大学の部 出場
2018年 第38回 ホノルル市長杯全日本青少年英語弁論大会 大学の部 第2位
2019年 神戸市外国語大学 学生顕彰 個人の部 受賞
2021年 尾崎行雄咢堂杯演説大会 最優秀賞
中山真珠の経歴まとめ
今回は、中山真珠氏の経歴や学歴(出身高校・大学)・プロフィール、そして、無免許運転で議員辞職の可能性について見てきました。
中山真珠県議は、大阪市生まれの28歳です。
神戸市外国語大学を卒業後、2019年に松下政経塾に入塾し、2023年に卒塾しています。
卒塾後の2023年4月の静岡県議会選挙に出馬し、戦後史上最年少で初当選を果たします。
中山氏は子どもの貧困問題など、子どもの子育て支援に取り組む姿勢が期待されていますが、今回の件では離党ではなく、辞職すべきという意見もあります。