中国の歴史を題材にしたファンタジー「後宮小説」で有名な酒見賢一さんですが、プライベートが気になりますね。
そこで今回は、酒見賢一さんの経歴や学歴(出身高校・大学)・プロフィール、そして、主な小説作品や受賞歴も調査しました。
酒見賢一のプロフィール

名前:酒見 賢一(さけみ けんいち)
生年月日:1963年11月26日
没年齢:59歳(2023年11月7日没)
出身地:福岡県久留米市
ジャンル:歴史小説・ファンタジー小説・SF小説
酒見賢一さんは、福岡県久留米市の出身で59歳でした。
小説家として、歴史小説やファンタジー小説、SF小説が主なジャンルです。
酒見賢一の学歴(出身高校・大学)
酒見賢一さんの出身高校は、福岡県立明善高等学校です。
偏差値:72
明善高校は、福岡県久留米市にある公立の共学校です。
偏差値も「72」と高く、県内でも有数の進学校で、東大や京大など難関大学や医療系の大学などにも多数の進学実績があります。
文武両道の学校であり、陸上部では目を見張るほどの実績があります。
同校出身の有名人は、シーナ&ザ ロケッツの鮎川誠さんや、芸人のこがけんさんをはじめ、多くの著名人や有名人を輩出しています。
出身大学は、愛知大学文学部哲学科東洋哲学専攻です。
偏差値:52~60
愛知大学は、愛知県名古屋市東区に所在する私立大学です。
酒見賢一の経歴・受賞歴
・1989年:『後宮小説』で第1回日本ファンタジーノベル大賞を受賞してデビュー
・1990年:『後宮小説』第102回直木賞候補
・1991年:『墨攻』第104回直木賞候補
・1992年:『墨攻』『陋巷に在り』『ピュタゴラスの旅』で歿後五十年中島敦記念賞受賞
・2000年:『周公旦』で第19回新田次郎文学賞受賞
酒見賢一さんは、1989年26歳の時に、『後宮小説』でデビューし、第1回日本ファンタジーノベル大賞を受賞しています。
1990年には、『後宮小説』で第102回直木賞候補に挙がっていました。
また、1991年には『墨攻』で第104回直木賞候補に挙がっています。
1992年には、『墨攻』『陋巷に在り』『ピュタゴラスの旅』で、歿後五十年中島敦記念賞を受賞しています。
2000年には、『周公旦』で第19回新田次郎文学賞を受賞しています。
酒見賢一の小説作品
・『後宮小説』
・『聖母の部隊』
・『ピュタゴラスの旅』
・『墨攻』
・『陋巷に在り』全13巻(1992-2002年)
・『童貞』
・『語り手の事情』
・『周公旦』
・『泣き虫弱虫諸葛孔明』全5巻(2004 – 2017年)
・『分解』
酒見賢一さんと言えば、中国の歴史を題材にしたファンタジー『後宮小説』が有名ですね。
『後宮小説』は、1989年に新潮社から出版され、1993年には新潮文庫から文庫化されています。
『陋巷に在り』は1992から2002年の間に全13巻が発表されています。
『泣き虫弱虫諸葛孔明』は2004から2017年に全5巻があり、文芸春秋で発表され、文春文庫で出版されています。
また、この他にも「エッセイ」として2007年に、『中国雑話 中国的思想』が文春新書から出版されています。
その他の作品は?
酒見賢一さんは、小説作品の他にも、映画やアニメ、漫画などに原作を提供しています。
【映画】:『墨攻』が2006年に日中韓の合作で映画化されています。
【アニメ】:『後宮小説』のアニメ化作品として『雲のように風のように』が日テレ系列で放送されました。
【漫画】:
・『墨攻』全11巻
・『D’arc ジャンヌ・ダルク伝』2巻
・『陋巷に在り-顔回伝奇』全3巻
・『泣き虫弱虫諸葛孔明』全3巻『月刊!スピリッツ』で連載される
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酒見賢一の経歴まとめ
今回は、酒見賢一さんの経歴や学歴(出身高校・大学)・プロフィール、そして、主な小説作品や受賞歴を見てきました。
酒見賢一さんは、福岡県久留米市生まれの59歳でした。
明善高校から愛知大学文学部哲学科を経て、26歳の時に、『後宮小説』でデビュー。
日本ファンタジーノベル大賞をはじめ、多くの賞を受賞しています。
小説作品の他にも、映画や漫画などに原作を提供し、多くの人から愛されていました。